環境マネジメント

関西エコオフィス奨励賞受賞

宣言オフィス名  不二電設工業株式会社
ホームページURL  http://www.fujids.com
オフィスの概要 所在地  滋賀県長浜市口分田町460-4
業種・業務内容  電気工事業・消防設備業・土木工事業・建築工事業
従業員  15 名
主な取組項目 新社屋建築時に、太陽光と蓄電池の設置、DCモーター換気扇、高断熱システムを
設けた空調機器や電気自動車の導入など自社で考えうるすべての省エネ設備を
導入し、uあたりの電力使用量の削減を実現した。また新社屋をモデルルームとして使用して顧客への省エネ化の説明に使用している。

(取組の開始年・継続期間)

社内での節電への取り組み・省エネ提案の取り組み7〜8年前から
新社屋【省エネ設備導入】建築2015年11月

(取組を始めた契機・経緯)

平成18年よりエコアクション21に取り組み、省エネを軸に当時では珍しくLEDの積極的な販売を勧めてきた。パナソニックより省エネ対応のリニューアルコンテストで全国金賞を受賞するなど実績を上げ、 2015年10月本社建築・移転の際に考えうるすべての省エネ設備を導入した。 移転時に太陽光発電設備、蓄電池設備を設置し発電した電力を使用

(取組の具体的内容)

  • 太陽光の自立発電+蓄電池5.5kwと連携発電+蓄電池5.5kwの自家消費システムの導入
  • オールLED及びセンサー多用による節電。オールDCモーター換気扇による節電
  • 高断熱システムによる空調機器の循環により空調の効率化
  • ハイブリット及び電気自動車の積極的導入(数年前より)

(取組において創意工夫した点)

今までの自社事業の営業実績と取り組みを生かして、すべて自社にて開発設計及び施工を行った。 太陽光発電量の計測を行い記録を残した。(取り組みの写真・図 参照)

(効 果)

業務の効率化のため、事業所の面積は以前の3 倍近くになったが、電気使用量は空調使用時期以外に関しては前年度比-20%前後と太陽光発電による効果が最大限みられた。夏冬の空調使用時期は、太陽光発電だけでは補えないため、事業所面積増大に伴い夏の使用量が増えたが年間使用量は前年度よりUPすることなく1 年間過ごせた。また断熱性能が上がり空調使用の効果も高い。燃料費もエコカー導入により格段に下がり、何よりも社員全員の省エネ・節電に対する意識が非常に高くなった


1uあたりの電気使用量を比べると、効果が目に見えてわかった


(他事業所への普及の可能性)

この実績をふまえ、各お客様において設計から省エネの相談がたくさんあり2年前よりエネルギーマネージメントのコンサルティングを新事業として取り組み成功している。今年も新規契約先が増え、お 客様に省エネ提案や補助金利用など様々なお手伝いをさせていただいた。
弊社新社屋をモデルルームとし、お客様に来社いただき導入設備を見ていただきながら省エネ化の説明をさせていただいている。現物をみていただくことでお客様にもイメージがわき提案に役立っている。

(従業員への周知・啓発の方法)

7〜8年前から、エコフォスター、エコアクション等を社員全員で取り組み、節電・省エネ・CO2削減 は当たり前のように行われるようになっている。
無理・無駄のない節電を心がけるため社員間でミーティングを行いやり方など決めてもらっている

その他の環境に配慮した事業活動への取組

  • エコアクション21には9年前から取り組み、ごみ分別置き場を新たに設置し、資源再利用に努めている。
  • 毎月1回エコフォスターとして事業所近辺のごみ拾いを従業員で行っている。
  • 事務員の外回り業務には、電気自動車を利用している
  • コピー用紙はエコマーク製品を購入

太陽光による発電を蓄電する。
①太陽光のみのエネルギーで蓄え照明をつける
②当社の分電盤で連携し電力を供給する
  ①②ともに災害等の非常時の対応も可能となる

すべての器具がLEDとなり、かつ、人の導線上にセンサーをつけるためすべてが自動で消える事務所は照明の色温度を変えることができ、色温度を高くすることで明るさ感を上げ、その分調光により電力量をおさえるシステムを導入している(滋賀県初システム)

導入したシステムのほとんどが滋賀県内初導入である

トイレや喫煙室はすべて太陽光で発電した電力を使用している





※12月は中旬までの半月